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マップ管理

新しいマップを作成する

3Dスキャナアプリを利用して、新しいマップを作成することができます。Pretiaアカウントでログインし、メニューの新規マッピング ボタンを押すと、ARセッションが開始されマッピングをはじめることができます。

  1. デバイスを左右に動かしてキャリブレーションを行います。画面上に現実の環境と同じ赤色の点群が表示されれば、マッピングが開始されたことを意味します。
  2. リローカライズしたい環境をスキャンし、光っている特徴点をタップすることでアンカーを追加できます。このマップアンカーは目印で複数配置でき、Developer ConsoleやIn-Editor Map Visualizationでマップを表示すると確認することができます。
  3. マップアンカーの配置が完了したら、保存 ボタンを押します。ポップアップが表示されるので、マップ名を入力し、どのグループに属するかを選択します。グループがない場合は、「新しいグループを追加する」ボタンを押して、新しいグループを追加することができます。
  4. 最後に「保存」ボタンを押し、アップロードが完了するまで待ちます。

地図の選択

3Dスキャナアプリの特徴のひとつに、マップの情報を見ることができる機能があります。メインメニューから、「マップとグループ」と書かれたボタンをクリックすると、マップとグループのセクションにアクセスできます。

このセクションでは、利用可能なすべてのマップグループのリストを表示することができます。

グループの名前をタップすると、そのグループ内のマップのリストが表示されます。 マップ名をタップすると、特定のマップの情報を表示できます。

また、画面上部にあるトグルを使って、位置情報でマップをフィルタリングすることができます。スイッチを「オン」に切り替えると、現在地の近くにあるマップのみが表示されます。オフに切り替えると、選択したグループ内のすべてのマップが表示されます。

マップのバージョンアップ

この機能により、複数バージョンのマップを作成し、そのうちの1つをリローカライズに使用するアクティブなバージョンとして設定できます。

バージョン管理セクションで、「新しいバージョンの作成」ボタンをタップすると、マップの新しいバージョンを作成できます。新しいバージョンを作成したら、必要に応じてマップを修正することが可能です。

あるバージョンをアクティブなバージョンとして設定するには、バージョン管理画面のリストで、指定のバージョン名をタップします。選択されたバージョンは、リローカライズのためのアクティブバージョンとなります。

注:マップの新しいバージョンを作成しても、以前に作成されたバージョンには影響しません。マップの各バージョンは独立しており、必要に応じて変更したり選択したりすることができます。

SDKの使い方や独自のAR体験の作り方については、残りのドキュメントをご参照ください。

新しいバージョンの作成

マップの新しいバージョンを作成するには、スキャナアプリの「マップとグループ」セクションから修正したいマップを選択します。

「バージョンの作成」と書かれたボタンをタップしてスキャンを開始し、新しいマップを作成するのと同じプロセスを繰り返してください。プロセスの最後に、現在のアクティブなバージョンを、新しくスキャンしたものと置き換える稼働かを選択することができます。

このオプションは、場所のレイアウトが大幅に変更され、マップを更新する必要がある場合に便利です。

ただし、この場合、"マップ" を使用して配置されたコンテンツの位置が変更される可能性があります。

既存のマップを拡張する

「マップを拡張する」機能を使用すると、既存のマップをリローカライズしスキャンを開始することができます。これは、既存のマップをベースに新たに追加する必要がある場合や、コンテンツオーサリング機能を使って配置したコンテンツの場所を変更する際のリスクを軽減したい場合などに有効です。

まず、スキャナアプリの「マップとグループ」セクションから、拡張したい既存のマップを選択します。マップを選択し、「マップを拡張する」ボタンをタップすると、リローカライズが実施されます。

これは、マップに追加する新しいポイントやアンカーが、既存のコンテンツと正確に合っていることを確認するのに役立ちます。リローカライズが完了したら、通常通りスキャンを開始することができます。

スキャンが終了すると、スキャンしたマップを既存のマップの新しいバージョンとして保存するか、完全に新しいマップとして保存するかのオプションが表示されます。

この機能は、コンテンツオーサリング機能を使用して配置されたコンテンツの場所を変更するリスクを軽減することができますが、保証するものではないことに注意すしてください。拡張機能を使用した後、マップやコンテンツの配置に加えられた変更を確認し、必要な調整を行い、適切なアライメントを確保します。